『十五夜・お月見団子』
旧暦の8月15日(今年2005年は9月18日)は「十五夜」と呼ばれ、この日は月の見える場所にすすきを飾り、月見団子、お餅(中国では月餅)、里芋、お神酒を供え、月を見ながら歌を詠み、お酒を飲むという風習があります。
お供えする月見団子の個数は、平年は12個、閏月のある年は13個お供えします。
(十五夜では15個、十三夜では13個を積み上げてお供えする説も)
ススキはお供えした後、家の軒に吊るしておくと一年間病気をしない、という言い伝えがあります
サザエさんの漫画ではありませんが「お月見どろぼう」という風習もあります。
家々では軒先や玄関に月見団子を縁側にお供えし、それを子どもたちが盗み食いするのです。
もちろん本当のどろぼうではなく、あらかじめ玄関先などにお団子を置くのです
団子は多く盗まれた方が縁起がよいそうですよ。
【お月見団子の作り方】
<団子>
上新粉・150g
片栗粉・大さじ1.5
砂糖・大さじ1
お湯・130ml
○<団子>の材料を混ぜ合わせ、お湯を加え、はしで混ぜ合わせる。
全体に混ざれば手でよくこね、12等分に分け丸める。
御菓子屋さんや、地方によってはウサギの形とかを見かけたことがあります
○たっぷりの熱湯に入れ、ふっくらして完全に浮いてくれば冷水に取り、
粗熱が取れたら、水気をきる。
お団子をお皿にのせて蒸し器で蒸す方法でも良いと思います、私はこちら。
甘党でないので、餡無しです。
季節の行事を楽しむのも良いものです。
今夜きれいな満月が見られますように!