赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

新居宿

akaibara2005-11-17

歌川広重作【荒井 渡舟ノ図
関所と渡船権をもつ新居宿は宿場としての機能は小規模で旅篭の数も東海道五十三次中四十八番目と言われています。
新居関所
慶長5年(1600年)徳川家康東海道を整備したおり,江戸防衛のため新居関所を設置。

当時の旅行者は、浜名湖遠州灘間の今切を船で渡るしかなく、通行が難しい関所でした。
新居関所は,安政2年(1855年)に建てられ
昭和30年(1955年)国の特別史跡に指定されています。
昭和46年(1961年)に解体修理され昭和51年(1966年)
隣接地に新居関所資料館が建てられました。


面番所
番所では役人が旅行者の通行手形を調べ箱根関所と同じように「入り鉄砲と出女」を厳しくチェックしました。


「入り鉄砲」・・江戸へ大量の武器(鉄砲)が運び込まれるのをおそれ,厳しく調べた。
「出女」・・人質として江戸に住まわせた奥さんが,地元へ逃げ帰るのを防いだ。
(江戸に向かう鉄砲と江戸から下る女性に特に厳しかったのです)


【歌川広重の版画と東海道五十三次と宿場】