日本サッカー ベルリン・オリンピックの奇跡
〜世界を驚かせた逆転勝利〜
を観ました。
“奇跡の勝利”をつかむまでの日本選手の奮闘の記録がとてもよく描かれていました。
松平定知 (まつだいら・さだとも) アナウンサーのお馴染みの説得あるナレーション
冒頭でDFの堀江忠男選手が主に読み込んでいたであろうと思われる英国で出版されたサッカーの専門書から引用された【サッカーの精神】の朗読に感動しました。
【サッカーの精神】
勝つ見込みが無くても最後まで決してあきらめてはいけない
結果ではなく勝とうとする葛藤の中にこそ喜びは生まれる
どんな満足のいかない結果となっても、何が間違っていたのかを探しだし克服しなければならない。
もしチームの一人が自信を得ることができればその自信は仲間にも伝わっていく
【逆転勝利のショートパス戦法について】
この時に初めて生まれたわけではなく、もともとはヨーロッパで生まれた戦法です。これをビルマ人留学生が大正時代に日本に伝えたのが始まりとされています。体格に劣るチームには都合の良い戦法とされます。
鈴木監督の言葉
「皆 調子がいいぞ うまくなってる。後半頑張れば、今日は勝てる。きっと勝て」
(堀江忠男著「わが青春のサッカー」より)
「強くなろうとすることは、常に苦しいことです。しかし、苦しさに耐え、一歩一歩踏みしめていく、その過程こそが、喜びに変わっていくのです」…堀江忠男さんの言葉
2006年ワールドカップ・ドイツ大会の直前
この時期、感動の放送でした。