原作は宮尾登美子の『天璋院篤姫』
主人公は江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室である篤姫(のちの天璋院)
第十五回 「姫、出陣」
斉彬の息子虎寿丸が早世する。さらに
斉彬自身も重い病で寝込んでしまう。
篤姫や西郷は神仏に祈るが、一向に容態は回復しない。
藩内では、これらはすべて、自らの息子・忠教(山口祐一郎)を藩主にしようと画策しているお由羅(涼風真世)の呪詛調伏(じゅそちょうぶく)に違いないと信じられるようになる。
篤姫は、お由羅のもとに出向き、直接対決しようと意を決する。
西郷は警護役として付き従う。
初めて対面したお由羅に、篤姫は、率直にうわさの真偽を問いただし晴れ晴れした気持ちになる。
お蔭で斉彬の病も癒えていく・・・。
【篤姫紀行】目黒不動尊(瀧泉寺)
西郷吉之助(隆盛)ゆかりの寺
嘉永7(1854)年、薩摩藩は、斉彬の急病や五男・虎寿丸の急死など相次いで不幸に見舞われます。西郷は、目黒不動尊で斉彬の回復を祈願した、と親友に宛てた手紙につづっています。