『一葉落ちて天下の秋を知る』
いちようおちて てんかのあきをしる
木の葉が一枚落ちるのを見て、秋が来たことを知る。
同じように、わずかな前触れから将来の大きな動きを予知できることのたとえ。
「淮南子(えなんじ)」説山訓の
「一葉の落つるを見て、歳のまさに暮れなんとするを知る」から
落葉が早い青桐(あおぎり)の葉が一枚落ちるのを見て秋の訪れを察するように、
わずかな前兆を見て、その後に起こるであろう大事をいち早く察知することをいう。また、わずかな前兆から衰亡を予知するたとえとしても使う。
『桐一葉落ちて天下の秋を知る』『一葉落ちて天下の秋』ともいう。
ワルビアルは遠くのものを拡大して見られる目を持っています。
備忘録
*1:中国の故事に由来する。昔から伝わる事がらやお話がもとになってできた言葉です。