4年に1度の夏の祭典
<五輪柔道>ビデオ審判システムが正しい決定 国際柔道連盟(IJF)
畳の横でビデオ判定をする審判委員(ジュリー)が旗判定に異議を申し立てたのは初めてだったと発表した。
日本の海老沼匡(パーク24)と曹準好(韓国)との準々決勝で、ジュリーは2回異議を唱えた。1回目は主審は海老沼の投げ技が有効と判定したが、3人のジュリーがビデオで確認したところ、有効ほどのインパクトがなかった。2回目は旗判定になった時、主審と副審は全員、曹準好の勝利に旗を上げた。この時にジュリーは、海老沼の有効を取り消したことは考慮に入れるべきだと審判に説明し、主審たちが判定を変えたという。
IJFは「畳の上の審判は重圧の中で仕事をしており、ビデオ判定システムが彼らを援護できている」としている。
完全な人間はいないとしても
審判には心して、丁寧に競技を見つめてもらいたいと思います。