赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

睡蓮

akaibara2005-05-17



大原美術館の館内の池の睡蓮が咲いた
モネの絵画「睡蓮」と同じ品種の睡蓮だそうです。

この「睡蓮」は、画面全体が水面のみで占められています。明るい色彩で丹念に描きこまれた画面からは、太陽の光、木や葉の影の反射、風による水面のさざなみなど、時々刻々と変化し続ける水面のようすが伝わってきます。


【画家 クロード・モネ
印象派の主要な画家であるクロード・モネ(1840-1926)は、パリで生まれ、幼少期をセーヌ河口の港町オンフルールで過ごしました。そこで海景画家ブーダンに出会い影響を受けたモネは、パリで画家への道を踏み出します。


生涯、モネの関心は、外光によってさまざまに表情を変える自然にありました。
同じモティーフを時間毎に描き分け、光と色の変化を追った連作を数多く制作しています。

とくにモネが、彼の後半生で熱心に取り組んだのは、「睡蓮」の連作でした。ジヴェルニーの自宅の庭園に睡蓮の池をつくり、制作に没頭しました。