赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

岡部

akaibara2005-09-07

歌川広重作 岡部宇津之山
岡部宿(22番)は、歴史の古い町です。戦国期の武将、岡部氏が居住し、今川・武田・徳川の大きな領土に囲まれ人の往来が激しく交通路の整備が進みました。
岡部宿は他の宿場と比べ旅籠屋の割合が少なく往来する人々を相手にした商店(茶屋・駕籠屋)が多かったのです。居住者は農業、薪売り、木綿織りなどで生計をたてていました。

岡部町
歌川広重が「東海道五十三次」を発表して約170年、

東京丸の内・丸善本店4階ギャラリーで、江戸・日本橋から京都・三条大橋までの五十五枚を展示した催しがありました(8月14日〜20日
19日東大のお仕事帰りに寄ってきました
 使われた和紙は特別の仕様だそうで、「越前生漉(きずき)奉書」というこうぞ100%を使用しているそうです。この和紙漉いた方は、人間国宝の岩野市兵衛氏だそうです。
摺り師は会場に居られたアダチ版画研究所の長谷川恒雄さんだそうです。

木版画の美しさ、素晴らしさを楽しんできました。
写真技術の無い時代一枚の風景画の出来上がるまでの苦労は大変だったと思います
今はカメラも高度でシャッターを押せば出来上がる風景画像とは比べようも有りません。



【歌川広重の版画と東海道五十三次】