赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

「クラシクス」

akaibara2007-06-09

「先人に学ぶ」
読売新聞特別編集委員橋本五郎さん】の「五郎ワールド」を読む。
朝の報道番組で拝見し尊敬している橋本五郎さんの記事です。


「クラシック(古典)」はラテン語のクラシクスに由来し
クラシクスは「艦隊」を意味するクラシスから派生した形容詞で
クラシスはローマの危機に際し、国家のために艦隊を寄付することのできる富裕で国家に役立つ人のことだった。

それを人間に移し変え


「人間が人生の危機に直面した時、精神の力を与える書物や作品」を
「クラシクス」と呼ぶようになった。


哲学者の今道友信東大名誉教授の『ダンテ「神曲」講義』という畢生(ひっせい)の大著を挙げていました。



橋本五郎」さんの【評論の本】

『ぼくの複線人生』福原義春

「人間に人徳があるように、会社には社徳がある。その徳というのは計算ずくでやっていることからでは生まれないのではないか」。こう語る著者の姿には、生き方の一つのモデルがある。将来ある若者にこそ読んでもらいたい。

http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20070423bk05.htm

【涙の川を渉るとき】遠藤実

生きていく上での志の大切さ、家族への深い情愛が読む人の心を捕らえて離さない。

http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20070402bk06.htm

『死顔』自らの死を予告した遺書 吉村昭

妻の津村節子さんが明らかにした吉村昭の最後の瞬間は衝撃的だった。

http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20061127bk01.htm

ぼくの複線人生 涙の川を渉るとき―遠藤実自伝