庭先の金木犀が今を盛りと漂い、遠くまで香り秋の訪れを知らせてくれます。
窓から香りが部屋にも・・・。
今朝洗濯物を干していたら御近所で建売住宅にお住まいで、
お庭のないお宅の御主人が鋏を片手に
「部屋の中を金木犀の香りにしたいので」
「あ、どうぞ!どうぞ!今、高枝バサミで良さそうな所を取ってあげましょう」
小枝を数本切り落とし差し上げました。
毎年花が終わる頃、”来年もよろしくね!”と花付きの枝の下から剪定しています。
花期:秋
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木
学名/Osmanthus fragrans.var.aurantiacus Makino
花言葉は「高潔な人・謙遜」
春のジンチョウゲと並ぶほど素晴らしい芳香を放つ「キンモクセイ」ですが、
花の姿は意外に地味なことから生まれた花言葉です。
キンモクセイは花の色が黄色なのでこう呼ばれています
白色の花はギンモクセイと呼ばれていて、
共に江戸時代に中国から渡来(雄株だけ)したモクセイ科の樹木です。
金木犀は公孫樹(イチョウ)と同じように雄株と雌株があります。
公孫樹の雌株には種として銀杏ができますが、日本には金木犀の雌株がないそうで、挿し木で増やしているそうです。
「キンモクセイ」は空気が汚れていると咲かなくなるといわれ
大都市で一時期問題になりました。
神無月
*1:金を無心する、ねだる【強請る】