赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

キンモクセイ

akaibara2007-10-10





庭先の金木犀が今を盛りと漂い、遠くまで香り秋の訪れを知らせてくれます。

窓から香りが部屋にも・・・。


今朝洗濯物を干していたら御近所で建売住宅にお住まいで、
お庭のないお宅の御主人が鋏を片手に

「無心*1に来たんですけど」と金木犀の方向に目をやり


「部屋の中を金木犀の香りにしたいので」



「あ、どうぞ!どうぞ!今、高枝バサミで良さそうな所を取ってあげましょう」

小枝を数本切り落とし差し上げました。



毎年花が終わる頃、”来年もよろしくね!”と花付きの枝の下から剪定しています。


金木犀キンモクセイ

花期:秋
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木
学名/Osmanthus fragrans.var.aurantiacus Makino


花言葉は「高潔な人・謙遜」
春のジンチョウゲと並ぶほど素晴らしい芳香を放つ「キンモクセイ」ですが、
花の姿は意外に地味なことから生まれた花言葉です。


キンモクセイは花の色が黄色なのでこう呼ばれています
白色の花はギンモクセイと呼ばれていて、
共に江戸時代に中国から渡来(雄株だけ)したモクセイ科の樹木です。


金木犀は公孫樹(イチョウ)と同じように雄株と雌株があります。
公孫樹の雌株には種として銀杏ができますが、日本には金木犀の雌株がないそうで、挿し木で増やしているそうです。


キンモクセイ」は空気が汚れていると咲かなくなるといわれ
大都市で一時期問題になりました。

神無月

*1:金を無心する、ねだる【強請る】