赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 フイリイボタ 

akaibara2007-11-26





[斑入りイボタ] 生花

新緑の時期でも無いのに葉っぱがとても綺麗です。
地味な花材ですが稽古用には扱いやすいのです。


所属:モクセイ科 イボタノキ属
学名:Ligustrum obtusifolium Sieb. et Zucc.

特性: 落葉低木。樹皮灰白色、葉は対生、長楕円形、鈍頭、全縁、やや厚い、枝葉にはロ−ムシがつき、イボタ蝋ができる。

花 :当年枝に頂生し、総状花序を立て、白色の小花をつける。

果実:しょう果、ほぼ球形、紫黒色、中に1個の種子を入れる。

分布: 北海道から九州、琉球に及ぶ


用途: 生け垣、モクセイ、ライラックの台木(台木が伸びてライラックがイボタになったことがあります)
   
備考: 海岸などの暖かいところでは半落葉となる。
イボタチョウの幼虫が5月下旬〜6月中旬に葉を食害する。
土地を選ばない。


さし木がきわめて容易、類似のものにオオバイボタ、サイコクイボタ、また斑入りのものにオウゴンイボタがある。
 開花時期: 6月
果実成熟期: 10月


ヨーロッパでは月桂樹と同じような使われ方をしていると聞きましたが、古い園芸書などには「祝いの木」の名称で紹介されています。
挿し木ミニ盆栽(寄せ植)も行われています。