赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

「国宝 薬師寺展」

akaibara2008-05-29



                       上野公園皐月展

 

平城遷都1300年記念「国宝 薬師寺展」ご縁あって行くことができました。

日記 「国宝 薬師寺展」


午前10時半から 薬師寺 執事 の講演(心の持ちようで世界変わる)*1


『手を打てば はいと答える 鳥逃げる 
鯉は集まる 猿沢の池』


という歌を例に


旅行客が猿沢の池(奈良にある池)の旅館で手を打ったなら、


旅館の人はお客が呼んでいると思い
鳥は鉄砲で撃たれたと思い
池の鯉は餌がもらえると思って集まってくる


ひとつの音でもこのように受け取り方が違ってくる。
一人一人別々の世界があるということです。


『かたよらない心 こだわらない心 とらわれない心』の教えを受けました。


続いて、優先的に
日本仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる
国宝の、金堂の日光・月光菩薩立像「吉祥天(きちじょうてん)像」を鑑賞することができました。

:w300 クリックで元の画像

午後からの入場者は長い列ができていました。

←記念の干支根付を購入しました。


*1:今日、大事なのは感謝や慈愛といった、人間の中にある、より美しい、ぬくもりのある心を伸ばしていくことではないでしょうか。自分自身を見つめ、欠点を発見する時に、成長があるのだと思います。