赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

奇跡の生還(2)

akaibara2009-03-05




[一夜明け5日朝]
8時 「叔父さん、叔母さんに相談があるのですが、これから伺いますが、よろしいでしょうか」
「いいわよ、いらっしゃい」
簡素にしたい葬儀の相談と、お寺さんへの事前の連絡など・・・夕べ一晩私も考えていました。

1月に参列した家族葬で内容と手際よさが気に入った葬儀社に長女の車で出向き (10:00)
事情を話し甥も納得の見積もりで、仮お願いしてきました。
年配の社長さんも、私を覚えていてくださり、親切にアドバイスして下さいました。


同じ区内のお寺へ寄り、ご住職にも事情を話し、
お布施、戒名など、お考え頂くよう甥と共にお願い了、承していただきました。(11:00)


三人で両親の墓前に花を手向け、
「兄を呼ばないように!」
「奇跡が起きますように」お祈りしました。


10分ほど離れた病院に行く(11:30)

昨日の「ICU」のベッドから別のベッドに案内されてびっくり!


長女を見るなり笑った!

甥も泣きだし、信じられない事実に夢かと思いました。


奇跡が起きた!!


2人は皆に携帯で知らせていました。

主治医(30代半ば過ぎ?)
「名前もはっきり答えます、ここが病院と解っています。」
「今日はベッドが空かないので此処で、明日は病室に移動します。」
看護婦さんも「起きようとするんですよ、しっかり握るし」


「意識が戻ったのは何時頃だったんでしょうか?」
「連絡が無かったので、葬儀社やお寺さんまで手回ししてしまいました」
と、口まで出かかったけど、先生のプライドを気遣い、今後の治療に関係してはと考え言葉に出しませんでした。(*^^)v

兎に角、生き返ったのですから、先生のおかげです。


集中治療室「ICU」から奇跡の生還でした。


しかし、予断は許されないので仮予約は暫らくこのままで・・・。