赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 奇跡の生還(5)

兄の病院へ
【ICD(植込み型除菌動器)】*1の手術後の経過も良く
最後の【経皮的冠動脈形成術(PTCA)】*2も順調に終わりました。
バルーン血管形成術*3 でした。


本人、頗る元気で相変わらず私の顔さえ見れば「お腹が空いてしょうがない!」
「今日は手作りの紅鮭おにぎり持ってきたわよ」


見舞い通院中、硬い桜の蕾も退院を祝うかのように満開になりました。


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明日 目出度く退院することができます。
備忘録
奇跡の生還(1)
奇跡の生還(2)
奇跡の生還(3)】 
奇跡の生還(4)】 


植込み型除細動器岡山大学循環器内科

ペースメーカー ナビ

*1:体内に植込まれる機械には脈が遅くなる不整脈だけではなく、頻脈性の不整脈の治療もしてくれるものがあります。それは、植込み型除細動器 (Implantable Cardioverter Difibrillator; ICD) といい、本体とリード線の間で心臓を挟み込み電気ショックを流すことにより心室頻拍、心室細動といった致死的な不整脈を治療してくれます。

*2:身体に大きな傷をつけることなく狭くなった冠動脈を拡げるために行う治療法で、経皮的冠動脈インターベーション(PCI)とも呼ばれています。
手術は足の付け根の大腿動脈または腕の橈骨動脈や上腕動脈から「カテーテル」という細い管を入れ、冠動脈の狭くなったところまで進めて治療を行います。

*3:先端に風船のようなものがついた管(バルーンカテーテル)を冠動脈の狭くなった部分に挿入し、そこで風船を膨らませることにより血管を押し拡げる治療です。