3月10日 老木の大銀杏が雪を含んだ強風で根元から折れて倒れました。
大イチョウは高さ約30メートル、幹回り約6・8メートルで、樹齢800年から1000年以上。鎌倉幕府3代将軍の源実朝(さねとも)暗殺の舞台として知られています。
3月14日 県指定天然記念物の大イチョウを約7メートル西に植え替える作業が鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮で行われました。
今日 大イチョウの移植作業が終了 再生を祈る神事が行われ残された根元部分とともに、ご神木の芽吹きを祈りました。
作業を指導している東京農業大の浜野周泰教授(造園樹木学)は記者会見で、移植した幹が根付く可能性について、「12日時点で、90%は見込めると判断した」
今回移植した幹の成長と、折れた場所に残った根から伸びていく幼木の『親子イチョウ』を『鎌倉霊園』へ足を運ぶ度に見守りたいと思います。