赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

『出稽古』

akaibara2010-07-09




[花材]
蒲 (ガマ)の穂・リアトリスの生花



[リアトリス] 花言葉・・・燃える想い

キク科リアトリス属の北アメリカ原産の球根性多年草です。

日本には大正時代末期に持ち込まれ、花がアザミ(薊)に、葉がユリ(百合)に似ていることからユリアザミ(百合薊)、草丈が高いことからヤリノホ(槍の穂)、キリンギク(麒麟菊)と呼ばれることもあります。

[ガマの穂]

学名:ガマ科ガマ(蒲、香蒲)属の多年草

池や沼などの浅い水中に群生して生える。


厳密には穂先の形で
蒲(がま)小蒲(こがま)姫蒲(ひめがま)に分かれます。


[蒲]
夏から秋にかけて、茶色の花穂が目立つ。
冬になるとこの花穂の中から綿毛がブワーッと
出てきて飛散する。


「蒲団(ふとん)」の「蒲」の字は、
昔、ガマの綿毛を寝具に入れたことから。


「蒲鉾(かまぼこ)」は、最初のころは
竹輪のような形をしており、ガマの花穂に
似ていたことから。


「蒲焼(かばやき)」は、うなぎを筒状に
切って焼いていた形がガマの花穂に
似ていたことから。


ガマの花粉は止血、利尿の漢方薬になる。
古事記」によると、
けがをした”因幡(いなば)の白うさぎ”は、大国主命(おおくにぬしのみこと)の指示で ガマの穂にくるまり、その花粉で止血して 傷を治したらしい。


備忘録
【床の間の花】日記・ガマの穂