赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

『山ガール』

akaibara2010-09-05




箱根 芙蓉亭露天風呂からの朝の富士山


「日本一の山」

明治に入り女人禁制が解かれました。
最近の富士山は空前の登山ブームに沸いています。
5年前は20万人だった夏期登山者は30万人になりました。
『山ガール』と呼ばれる若い女性の富士山への憧れが大きいのではないでしょうか。


50年前(21歳)記憶も薄れましたが(^_-)-☆
当時『山ガール』の私も富士登山を体験しました。

男女三人のグループで、大先輩のアドバイス?でなぜか『キュウリと鰹節』をリュックに・・・確か5合目から上り始めました。


「六根清浄*1、お山は晴天」という祈りことばを唱えながら、頂上を目指して


砂交じりの山小屋に雑魚寝の仮眠
胸突き八丁=頂上付近では酸欠状態も経験
長い渋滞の列はありません(^_^)v
ご来光は感動でした。


頂上で六角杖に印を押し


降り(くだり)は静岡県側の須走口へ
登りの苦労を忘れさせるかのように“鶯の鳴き声”を聴きながら、砂を蹴るように一気に滑り降りたのを覚えています。


家に帰り母の作ってくれた、うどんを食べそのままグッスリ寝ました。そして富士登山は一度でいいと思いました。(^_-)-☆

   
     「登らぬ馬鹿と二度登る馬鹿」

  
   若かった日の思い出の1ページです。
  
      

登山者が増えた要因について富士吉田市富士山課では、
(1)週末を中心に天候に恵まれた。
(2)山小屋の環境配慮型トイレ設置や宿泊環境の改善などで女性が登山しやすい環境になり、若い女性の登山が増えた。
(3)全国的な猛暑で避暑目的で山頂を目指すケースもあった。
   などの要因が重なったと分析している。

【富士山ライブカメラこちら
御殿場からの富士山です


*1:目、耳、鼻、舌、身、意というそれぞれの感覚器官を六根と呼び、
日常の色情、艶声、芳香、美味、快感、法悦という六境への執着を断つことで、
心とからだを清めようとする積極的な実践的宗教態度