『虎穴に入らずんば虎子を得ず』
(こけつにいらずんばこしをえず)
虎がすむ穴に入らなければ虎の子はてに入れることはできない。
同じように危険を避けていては大きな成果は得られないということ。
中国の武将が戦いの前に、部下に言った言葉
出典:後漢書(班超伝)
班超は、部下を集めて酒宴を開き、ひととおり酒がまわったところで、
「諸君、今、この国に匈奴の使者が来ているらしい。王の我々に対する態度からして、どうやら匈奴に臣従する気であるようだ。
もしそうなれば我々の身が危ない。このまま手をこまねいていても仕方がない。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、危険を冒さなければ成功は得られないのだ。匈奴の一行に夜襲をかける。」
クリムガンはほら穴の中でえものを捕まえます。
備忘録
*1:中国の故事に由来する。昔から伝わる事がらやお話がもとになってできた言葉です。