赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 喜久子姫

akaibara2004-12-19





明治生まれの両親は「高松宮妃喜久子様」を
こうお呼びしてました、
江戸幕府最後の十五代将軍・慶喜の七男
徳川慶久公爵の次女で世が世ならお姫様だったから
そう呼ばれていた・・あとで98年に
大正から昭和、平成3代の思い出をつづった
「菊と葵のものがたり」(中央出版社)で知りました

紀宮様ご婚約内定発表の前日
18日お亡くなりになりました92歳でした。


昭和57年5月15日 
財団法人 日本いけばな芸術協会新会員認証式の午餐会でおめにかかり、記念の写真にもお入りくださいました。


上品なピンクのドレスと、つばの広い大きな御帽子が
とても印象的でした
妃殿下には日本橋郄島屋で開催される芸術協会展に毎回お出ましいただき皆さんに励ましのお言葉を下さいました。

現在は常陸宮華子様に名誉総裁をお譲りになられています

喜久子妃は白い椿がお好きだと伺っていました
そのお姿は本当に白い椿のようでした
ご冥福をお祈りいたします
一般の本葬にあたる「斂葬の儀」は26日に営まれます。

       ご冥福をお祈りいたします。