赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 炎の人ゴッホ

akaibara2006-02-15






NHKBS懐かし映画劇場 
アカデミー受賞作品特集
「炎の人ゴッホ」(HDDに録画しておいた)を観ました。
後期印象派の画家ゴッホの生涯を描いた作品です。
カーク・ダグラスが孤独の感性鋭い画家を演じていました
(本当は孤独を嫌い明るさを求めていたのではないでしょうか)
ゴッホが無二の親友と慕い、尊敬していたゴーギャンをアンソニー・クイーンが印象に残りました。

ゴッホの絵が有名絵画としてこの世に残されているのは、
弟(画商)テオのゴッホの才能を諦めず面倒を見た強い愛情の賜だと思います。

それでも、銃で自殺したゴッホの臨終にテオはパイプを与え「苦しめて悪かった」と謝る優しさのシーンに泣いてしまいました。


耳たぶを切り落としたエピソードが強すぎて、実はこの番組を見るまでゴッホの最期にいたる理由を知らなかった。

作品に対する強い情熱を抱きながら、もっとも弱い自分と葛藤しつづけた生きかた。

画家という自分を諦めるために死んだのではなく、画家として生き続けるために究極の選択をしたように思えました。



56年、アメリカ、ビンセット・ミネリ監督


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意味の解らないトラバなのでそのままにした。
直後、メールの整理でSPAMトラバであることが解りました。