赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

施餓鬼

akaibara2007-07-19

お盆が終わった今日、お寺でお施餓鬼がありました。
【施餓鬼会(せがきえ)とは】
弘法大師が日本に伝えた法要です。
この法要により多くの餓鬼たちが苦界から救われ、その大きな功徳が、私たちのご先祖様に届いて安楽を与えます。


お施餓鬼の由来は

 
『仏説救抜焔口陀羅尼経』という 経典が もとになっていると言われています。 
これによると お釈迦様の十大弟子で 多聞第一と 称される 阿難尊者という方が 静かな場所で 瞑想していると 焔口という餓鬼があらわれ
『お前は三日後に死にそして私のように醜い餓鬼に生まれ変わるだろう』と言われました。
驚いた阿難尊者はどうしたらその苦をのがれることができるかと餓鬼にたずねました。


餓鬼は『無数の餓鬼たちに飲食を施し仏のさとりを供養してほしい
そうすれば 自分や餓鬼道で 苦しむ者達は救われ お前の生命ものびるであろう。』
といいました。 

阿難尊者は お釈迦様に助けを求めました。 すると お釈迦様は『施餓鬼棚に山海の飲食をお供えし僧達と共に施餓鬼会の法要をしなさいそうすればすべての餓鬼に施されるであろう』と言われました。 

阿難尊者は お釈迦様の教えに従い多くの修行僧達と共にお供え物をし供養をしました。 
その結果 阿難尊者の生命は救われお釈迦様の弟子の中で最も長生きをしました。 
このお話がお施餓鬼の起源とされています。

先祖代々施餓鬼お塔婆金  金三千円
戒名入り施餓鬼お塔婆    金五千円