秋の彼岸頃に咲くのでこの名前になっています。田舎道の脇に群生していたりしますが,町中でも空き地や家庭の庭等に見かけます。
秋分の日の前3日と後3日の間の7日間(春・秋分も含み)秋分(春分)の3日前の日を「彼岸の入り」と言い、3日後を「彼岸の明け」と言います。
この彼岸は、仏教行事であるのですが、日本独特の行事で他の仏教国には無いものだそうです。
ちなみに、「彼岸」とだけ言った場合、これは春の彼岸を指します。
秋の彼岸は「秋彼岸」または「後の彼岸」と言うのが本当です。
昔から、彼岸には先祖の霊を敬い墓参りをする風習があります。
煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)」こちら(此方)
亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」このことから「彼岸に墓参り」です
春分・秋分は、その中間に位置しますので、「彼岸の中日」と呼ばれます。