決定
日本漢字能力検定協会(京都市)が公募し、応募のあった9万816票のうち、「偽」が1万6550票でトップに。「食」「嘘」「疑」が続いた。
「偽」が選ばれました(やっぱりね・・・。)
ひき肉、白い恋人、赤福、船場吉兆の高級食材など「偽」りまみれ
「偽」は連日メディアを賑わせていましたから。
身近な食への信頼を揺るがせる「偽装」が相次いで発覚し、年金記録や政治資金をめぐっても庶民が「偽り」に振り回された1年を反映した一字でした。
あまり好きな一字ではありませんでした。残念!
分解して「人」の「為」になるように心がけて行きたいと思います。
昨年は「命」 一昨年は「愛」
世相がだんだん暗くなる気配が感じられます。
京都市東山区の清水寺「奥の院」で発表森清範貫主が揮毫(きごう)されました。
森貫主が縦1・5メートル、横1・3メートルの特大色紙に一気に書き上げると、観光客らから歓声がわいた。森貫主は「このような字が選ばれることは恥ずかしく、悲憤にたえない。己の利ばかりを望むのではなく、分を知り、自分の心を律する気持ちを取り戻してほしい」と話していた。
本堂で31日まで公開されています。