今日の稽古の花
ムシカリ・ユリ
稽古の残り枝で生けて見ました。
お弟子さんの花材には黄色いユリが添えられました。
【ムシカリ】(むしかり・虫狩・虫かり)
またの名を【オオカメノキ】
花期:春 スイカズラ科
山地に生える落葉低木です。
枝先から散房花序を出し,小さな両性花をつけます。
周辺には直径 3 センチほどの白く大きな装飾花が取り巻いています。
名前の由来は、葉がハムシ科の甲虫によく食われるので、虫食われがなまってムシカリになった。
先代からは虫が葉を借りて丸め巣を作るとも聞かされました。
別名の由来は、葉の形が亀の甲羅に似ているからだそうです。
実物を見ればなるほどと納得できます。
初夏、新緑の林の中に白い花と緑あざやかな大きな葉の【ムシカリ】見ることがあります。
実をつけ秋には真っ赤に紅葉します。
「利休七選花」
茶道の世界では茶席に用いられ、利休の愛した伝統の名花として伝えられています。