赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 『出初式』




東京の出初め式、鮮やかに放水する消防艇=読売ヘリから撮影

出初式の起源は】

今から約340年ほど前の江戸時代、1659年(万治2)にさかのぼります。

当時、江戸の町は、1657年(明暦3)に発生した明暦の大火により未だ焦土のなかにあって、苦しい復興作業にあたる町民は、絶望的な状態にありました。このような状況のもと、

1月4日、時の老中稲葉伊予守正則が定火消総勢4隊を率いて、
上野東照宮前で「出初」を行い気勢をあげたことが、市民に大きな希望と信頼を与えました。
これが契機となり、お正月の恒例行事として現在まで受け継がれているそうです。

慣例となったのは、1953(昭和28)年からです。
1659(万治2)年、1月4日に旗本の定火消(じょうびけし)が、
上野東照宮神前で一年の働きを誓ったことに由来していますが、
最近は地域により出初め式の日が異なっています。


出初め式の伝統妙技 はしご乗り