赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

七草粥

akaibara2010-01-07



                         寒牡丹



一年を健康に過ごせるようにと願いを込めて炊きます。


[作り方]
米を一度水洗いし、さっと研ぎ、手早く5、6度水洗いする。

水を米の5、6倍入れる。
始めは強火で炊き、吹きだす直前にごく弱火にしてじっくり2、30分炊く。この間、かき回さないこと。おねばが吹きこぼれないように注意することが大切。

三つ葉、せり、大根葉などを細かく刻み火を止める直前に入れる。
水加減や硬さは好みだが、サラリとした仕上がりが美味しい。

塩少々を振り入れ味付けする。この塩加減が味の決め手。(塩は最後に入れること)

※他に、白身の薄造りと三ツ葉を火を止めてから入れたのも美味。
鶏のミンチボールを入れると若者向き。

七草が揃わなければあり合わせの青菜(かぶの葉、大根の葉、小松菜)で。


春の七草



せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ

すずな、すずしろ これぞ七草

芹(せり)川辺・湿地に生える。

薺(なずな)ペンペン草。

御形(ごぎょう)母子草。

繁縷(はこべら)小さい白い花「はこべ」。

仏の座(ほとけのざ)正しくは田平子(たびらこ)

菘(すずな)蕪(かぶ)

蘿蔔(すずしろ)大根

「七草ばやし(囃子)」

♪七草ナズナ唐土の鳥が渡らぬうちにスットトンのトントン♬

“スットトンのトントン”は、七草を包丁で切るまな板の音

母から伝えられ今でも・・・。(^_-)-☆


鳥追いの別の行事が七草に結びついた呪詞で
物を叩いて音を出し害鳥を追い、疫病を流行せない御まじないとして行われています。


予防を心がけ、邪気を払って七草粥を食べた先人の知恵に頭が下がります。