『顔色無し』
(がんしょくなし)
この意味で「かおいろなし」と読むのは誤り。
相手に圧倒されて元気をなくすこと。
とても驚いた時、おそろしい目にあった時などに、顔色が青くなるさまからできた言葉です。
《白居易「長恨歌」から》
廻眸一笑百媚生
眸(ひとみ)を廻らして 一笑すれば 百の媚めかしさ生まれ
六宮粉黛無顔色
六宮(りくきゅう)の粉黛*2(ふんたい)顔色無し
皇帝の周りには美女が沢山いましたが楊貴妃が微笑むとその美しさに圧倒されて顔色が青くなった。
漢詩の中でもストーリーを持つ
唐の玄宗皇帝とその愛人楊貴妃の悲劇的な恋物語
ガマゲロゲのパンチ力を見たら、おどろいて青くなりそう(^_-)-☆
備忘録