『ポケモン・故事成語』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　牡丹

【わかる故事成語*1】ポケモンとおぼえよう！

vol.106たいまつポケモンメラルバ 　

『心頭を滅却すれば火もまた涼し』

しんとう を めっきゃく すれば ひ もまた すず し

「心頭」とは、こころのこと。
「滅却」とは、消し去ること。

心の雑念*2を払って無念無想の境地*3に至れば、たとえ火の中といえども涼しく感じる、という意味から
どんな苦難・苦痛も心の持ち方次第で苦難も苦痛も感じなくなる、という教え。

略して「心頭滅却」ともいう。
「心頭を忘却すれば火もまた涼し」ともいう。

【出典】 『杜荀鶴』
杜荀鶴の詩『夏日悟空上人の院に題す』

「安禅必ずしも山水を須いず、心中を滅し得れば自ら涼し」
（安らかに座禅をくむには、必ずしも山水を必要とするわけではない。心の中から雑念を取りされば火さえも涼しく感じるものだ）

進化するとき全身が炎に包まれるメラルバもこんな気持ちなのでしょうか。

備忘録　　　

【日記の検索】『ポケモン・故事成語』【詳細】

【日記の検索】『ポケモン』
【記事一覧】

　　　

*1:中国の故事に由来する。昔から伝わる事がらやお話がもとになってできた言葉です。

*2:心の中にある余計な考え

*3:集中すれば