赤い薔薇のSoliloquy

華道教授で サッカー大好き お母さんです

 椿散る

akaibara2006-03-14

安達曈子
華道の花芸(かげい)安達流主宰、安達曈子(あだち・とうこ)さんがお亡くなりになったことを朝刊で知りました私より少しお姉さんと思っていましたが69歳でした。

NHKの「連想ゲーム」などのテレビ番組でも、おっとりと、上品な受け答えで人気を集め、同じ志をもつ私には憧れでした。

花展や「日本いけばな芸術協会」の来賓で御出席の安達曈子さんにあの時の面影はなく、厳しく毅然としたお姿でした。
お嬢様育ちの曈子さんには華道界の波は荒かったのでしょうか。
椿と桜を愛した曈子さんへ・・・ご冥福をお祈りいたします。
合掌

父は、華道流派「安達式挿花」家元の安達潮花(ちょうか)氏。
18歳だった1955年に次期家元に指名され、前衛的な作品が全盛だった当時の生け花界で、日本的な作風を貫いた安達式を指導した。
68年に潮花氏との意見の相違から独立し、73年に花芸安達流を創設した。
主宰者選挙制、免状料の公開など生け花流派の運営に新機軸を打ち出す一方、日本の生け花と西洋芸術の融合を目指す独特の作風を確立した。

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