ポピー
中国内陸部、日本人も数多く住む中国・四川省を１２日午後、大きな地震が襲った。
地震の規模を示すマグニチュードは７・９で、その破壊力は、阪神大震災の３０倍にもなるという。
震源地から千数百キロ離れた北京や上海など中国各地でも、日本の震度に換算すると２程度の揺れがあったことが米地質調査所の推定で明らかになった。
１３日午前７時（日本時間同８時）までに四川、甘粛、陝西、雲南、山西、貴州、湖北の７省と重慶市で計９２１９人の死者が確認され、倒壊した家屋は５０万棟余りに達した。多くの被災者が崩れた建物などの下敷きになっており、死傷者はさらに増えるとみられる。
5月14日これまでに１万５０００人近くの死亡が確認されたほか、中国の国営メディアは、１万４０００人余りが行方不明になっていると伝えており、死者や行方不明者の数はさらに拡大するおそれが出ています。
交通網が寸断され、救援活動は難航しています。
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