第五十回(最終回)「一本の道」20:00
江戸城を出た天璋院(宮崎あおい)は、本寿院(高畑淳子)や唐橋(高橋由美子)らと平穏な日々を送っていた。
薩摩から遠路母お幸(樋口可南子)と忠敬(岡田義徳)が訪ねる。
これまでの苦労をねぎらうお幸に、天璋院は母の教えのおかげと感謝の言葉を語る。
「この世のものには
すべて役割があるのです。
それは人とて同じこと」(母お幸のことば)
「女の道は一本道でございます。
さだめに背き
引き返すは恥にございます」(菊本のことば)
「力で人は動かさねえもんです。
心で動かすもんですよ」(勝麟太郎のことば)
帯刀(瑛太)西郷(小澤征悦)大久保(原田泰造)の死を知り天璋院は悲しむ。
成長し婚約の決まった家達(吉武怜朗)の祝いに
滝山(稲森いずみ)重野(中嶋朋子)ら大奥の面々が天璋院の家に集まる。
天璋院は満足そうに微笑み写真に収まるのだった。