27日に開幕した陸上の世界選手権 (韓国・大邱)
陸上の世界選手権第2日は28日、韓国の大邱で行われ、男子400メートルで金丸祐三(大塚製薬)は予選3組で45秒51の4着となり準決勝進出。 義足の選手として初出場したオスカー・ピストリウス(南アフリカ)も45秒39で予選を突破した。
両足義足のスプリンター、オスカー・ピストリウス選手(24)*1男子 四百で準決勝進出
四肢のいずれかを失った選手の出場は初の快挙。
先天性の障害で、生後11カ月で両足の膝下を切断。義足でスポーツに取り組んできた。
高性能の義足による「助力」が議論を呼んだ経緯もあり、注目されている。
男子四百メートル予選で、義足で力走
[男子100メートル 決勝 ボルト、まさかのフライング]で失格
2連覇を狙った世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)はフライング*2で失格。
男子100メートルは21歳の新鋭、ヨハン・ブレーク(ジャマイカ)が9秒92で初優勝した。
女子100メートルで福島千里(北海道ハイテクAC)が予選4組で11秒35の2着に入り、日本勢で初めて準決勝に進出した。五輪を含めると1932年ロサンゼルス五輪以来79年ぶり。
男子20キロ競歩で鈴木雄介(富士通)が1時間21分39秒で8位入賞し、陸上のロンドン五輪代表第1号となった。
同1万メートルはイブラヒム・ジェイラン(エチオピア)が27分13秒81で初優勝し、佐藤悠基(日清食品グループ)は15位。
5連覇を狙ったケネニサ・ベケレ(エチオピア)は途中棄権した。
男子400メートルでは金丸祐三(大塚製薬)や義足の選手として初出場したオスカー・ピストリウス(南アフリカ)が準決勝に進んだ。