『助長(じょちょう)』
(意味)力を添えて能力などを伸ばすように助けること。
成長や発展を助けること。また、余計な手助けをして、かえって害になるなること。
昔、宋に畑の苗がなかなか大きくならないので悩んでいた男がいた。
ある日、彼は、苗を早く大きくしようと1つ1つ引っ張ってやり、ヘトヘトに疲れ切って家に帰って来て、家族に向かって言った。
「今日は疲れてしまったよ。苗が伸びるのを助けてやったんでね。」
驚いた彼の息子が急いで畑に行ってみると、苗はすっかり枯れていた。
「孟子‐公孫丑・上」の故事から)
備忘録
*1:中国の故事に由来する