篤姫は、周囲の反対を押し切って
側室・お志賀(鶴田真由)と生母・本寿院(高畑淳子)に家定の死を伝える。
お志賀からは病弱な家定(堺雅人)に無理をさせたことを責められ、
本寿院からは篤姫(宮崎あおい)が家定を毒殺したのだと決めつけられ、ひどい仕打ちをうける。
家定の葬儀が行われ、23歳の若さで未亡人となった篤姫は落飾*1して天璋院となる。
新たな将軍となる慶福(松田翔太)の後見役を頼むという家定の遺言を果たそうとする天璋院は、大老・井伊直弼(中村梅雀)と対面するが直弼の本性が・・・。
「そんなことははじめて聞きました。大奥の御台様がまつりごとに口出しするなど聞いたこともない」と一蹴する。
直弼の狡猾さに一瞬すくむ篤姫。
時は安政の大獄に向かっている。次回からは天璋院(宮崎あおい)の本領発揮。
姶良(あいら)町は島津忠教(ただゆき)、のちの久光が当主を務めた重富(しげとみ)島津家の領地でした。
*1:(らくしょく)〔仏〕(身分の高い人が)剃髪(ていはつ)して仏門に入ること