日本語の慣用句や言葉の使い方について、文化庁が世論調査した結果、70%以上の人が
本来の意味を取り違えていたことがわかった。
「檄(げき)を飛ばす」 *1「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」と73%が回答した。
「憮然(ぶぜん)」 *2「腹を立てている様子」と誤った答えを選んだ人が71%
「煮詰まる」 *340%近くが「議論が行き詰まり結論が出せない状態になること」と逆の意味に思い込んでいた。
「話などの要点」 *455%は「話などの最初の部分」と勘違いしていた。
「卑劣な方法で失敗させられる」 という意味の慣用句*574%の人が「足下をすくわれる」と回答、「足元を見る」という表現と混同していた。