第三十三回「皇女和宮」
幕府は、孝明天皇(東儀秀樹)の妹・和宮(堀北真希)と将軍家茂(松田翔太)との縁組みを進め失われた権威を取り戻すことを企てた。
天璋院(宮崎あおい)も和宮の母・観行院(若村麻由美)、庭田嗣子(中村メイコ)も婚儀に反対し、婚約者もいた和宮自身も乗り気ではなかったが・・・。
天璋院を故郷の薩摩へ帰そうとする幕府老中たちの企みを知った時
天璋院は亡くなった家定(堺雅人)の遺志を受け継ぎ、徳川将軍家を守り抜くことを決心する。
【和宮が愛した京の都」
天皇の娘として生まれた和宮は、幼いころ、近くの宝鏡寺に移り住み、数か月をこの寺で過ごしました。
公武合体の政策により、14代将軍・家茂との結婚が決まり、京を発つ1か月前和宮は上賀茂神社を訪れ参拝しました。
愛する京の都を後に、和宮は江戸へと向かうのです。